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49話

山奥での貧困支援の日々が始まった。

山奥の生活は間違いなく厳しいものだった。夜は電気がなく、暗くなると私と老顧さんと老趙さんはベッドに横になって世間話をした。

日中は寒風に耐えながら、山を越え谷を渡って地形を調査し、村人たちと一緒に石を運び、道を修繕し、溝を掘り、電気の架設と治水のための準備作業を進めた。

「我々の主な任務はこの二年間で水と電気と道路だ。この三大任務を完成させれば、我々は成功したと言えるんだ!」と老顧さんは言った。

余暇には石棚小学校に行き、子供たちと交流したり、遊んだり、座談会を開いたりした。山の外の様々な見聞を話して聞かせ、無償で授業も行った。

毎日午後、日が...