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418話

「これもいわば小麦の起業になるわね。二人の共同事業とも言えるわ。主に小麦が中心になるけど、小江もしっかりサポートしなきゃ。何かあったら二人でよく相談して、何事も三度考えてから行動するのよ!」と藍月が言った。

萍児はうなずいた。「藍姉さんの言う通りです。これは夫婦の学校みたいなものですね。名前ももう決まっています。『風平外国語学校』です。私たち二人の名前の語呂合わせが入っているんです。この名前、とても意味があるでしょう?私たちの愛の証なんですよ!」

藍月の目が一瞬揺れた後、笑顔でうなずいた。

私は藍月の目を見つめ、彼女が江月村と藍楓村のことを思い出したのかどうか分からなかった。その名前は何...