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987話

「ほんの一瞬のことだった。王博は下半身に熱いものを感じ、反応が出てしまった。すぐに妄想から我に返った。羅馨ならまだしも、なぜ楚蔓のことまで想像してしまったのか!」王博の心に罪悪感が芽生えたが、同時に彼は非常に困惑していた。

「なぜ数ヶ月禁欲していなかったのに、こんなに欲求が強くなっているんだ?ここ数日、羅馨と何度もあんなことをしたのに、ちょっと考えただけでまた反応してしまうなんて」

考えていると、王博は突然洗濯機の上に置かれた衣類の山に目が留まった。眉をひそめながら、王博は歯を磨きながらそちらに歩み寄り、空いている手でそれを摘み上げた。

先ほど丸まっていた時点で少し怪しいと思っていたが、...