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980話

「じゃあ、私が出してあげようか?」王博は顔を赤らめ、大きな声で言った。羅馨の体内に埋まったものが微かに震え始める。心が海の中で漂っていた羅馨は、王博の言葉を聞いた途端、口から艶やかな声を漏らした。「だめ!」

彼女がそう言うと、激しく身をもがき始め、前に這って逃げようとした。王博の次の一撃から逃れたかったのだが、王博は彼女の腰をしっかりと掴み、逃げる隙を全く与えなかった。「ほら、全部出してやる!」王博は重い息を吐いた。

同時に左右の手のひらが羅馨の丸みに打ち付けられ、羅馨の内壁が一層締まり、熱く震えるものが彼女の締め付けの中で脈打ち始めた。ついに熱い白濁が王博の中から放たれ、まっすぐに羅馨の...