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978話

彼女は必死に耐えようとしたが、全身が支配され、両手を握りしめ、足の指を丸めるほか、耐える術はなかった。そのため、王博の絶え間ない出入りに合わせ、羅馨は下から伝わってくる狂おしい快感に耐えられず、口から「うぅ、うぅ」という声が漏れ出し、声を放とうとしながらも必死に抑えようとする葛藤の表情を浮かべていた。

彼女の口とは対照的に、羅馨の体はずっと正直だった。王博は羅馨がタイミングを合わせて後ろに腰を送っていることに気づいた。自分が奥へ突き入れるたび、羅馨の尻は自然と後ろに押し返し、より深く受け入れていたのだ。

この発見に王博の欲望は沸騰した。快感が胸に溜まり、火のように爆発しそうになる。気のせい...