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938話

「ローシンの部屋から離れると、王博は両手をローシンの豊かな腰へと移した。彼は両手でその柔らかな曲線を掴み、存分に愛撫してから、軽く持ち上げて彼女の体を浮かせた。

そして片手を自分の下半身に伸ばし、熱く滾る先端をローシンの秘所の入り口に合わせた。片手でローシンの腰を押さえ、もう片方で自分自身を導きながら、王博はゆっくりとそれらを近づけていった。灼熱の先端がローシンの太腿に触れた時、彼女はすでにそれを感じていた。

しかし彼女は抵抗せず、知らないふりをして、王博が彼女の太腿まで持ち上げ、まだ完全には閉じていない花びらに押し当てるのに任せた。

この時、彼女の頭の中では千々の思いが交錯していた。自...