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886話

彼は陳欣然の秘所を休むことなく出入りし、水音を立てながら二人の下腹部を濡らし、シーツまでも濡らしていた。快感の波が陳欣然の頭まで駆け上がり、頬を紅潮させ、目を蕩かせていた。

だが趙茹がすぐ傍で見ていることを思い出し、慌てて厳しい声で制止した。「このバカ、やめなさい!」しかし王博は彼女の言葉を聞く耳を持たなかった。

そして彼女自身も酒の酔いと王博の激しい攻めで力が抜け、抵抗する力もなく、しかも趙茹が傍で見ていることを知っているからこそ、快感は倍増していた。

人の目の前でするという行為は、不安と興奮を同時に彼女にもたらした。王博が先ほど同じ姿勢で趙茹を抱き、そのまま何も拭かずに自分の体内に入ってく...