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884話

「んっ……」陳欣然がゆっくりと状態に入り込む一方で、趙茹はすでに高まりに近づき、口から止まることのない声が溢れていた。

王博はその声に興奮を覚え、陳欣然も心の底では思い切り声を上げたい衝動に駆られたが、今の状況をわきまえて何とか自制した。

趙茹の中の激しい動きと、彼女の口から抑制なく漏れる声から、王博は彼女が絶頂に近いことを悟った。趙茹の口が開いているのを見計らい、王博は手を陳欣然から引き抜き、趙茹の口へと差し入れた。

趙茹は生臭い甘さを感じ、そして数本の指が自分の舌を追いかけるのを感じたが、疑うことなく、その滑らかな感触が自分のものだと思い込んでいた。

王博の導きに従い、彼女は舌を伸...