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855話

孫偉が彼女の奇妙な声を聞いた後、尋ねてきた。陳欣然は下半身の熱い摩擦に耐えながら答えた。「桃園には虫が多すぎるの」

向こう側で孫偉が何も知らずに仕事をしている一方、自分はここで彼の親友と密に繋がっていることを想像し、陳欣然はその状況に妙な刺激を感じていた。花は王博の摩擦によって徐々に潤い始め、少しずつ愛液が溢れ出してきた。

花の奥の湿り気を感じ取った王博は、陳欣然が突然電話を切ってしまうことを恐れて、躊躇わずに熱く大きくなった先端を二枚の花弁に押し当てて、中に滑り込ませた。

「あっ…」先端が入った瞬間、身体と心の二重の刺激に、陳欣然はまた声を漏らしてしまった。だが今回は孫偉の問いかけを待...