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85話

王博は急いで動きを止め、深く何度か息を吸って射精の衝動と戦った。

やっと落ち着いたと思った矢先、さらに強い熱の波が下半身に押し寄せ、同時に劉思涵の内部が絶え間なく締め付けて痙攣し始めた。

王博は劉思涵がもう絶頂に近いことを悟った。彼女を喜ばせるため、自分の下半身から伝わる動悸も構わず、彼女の腰をしっかり掴んで激しく腰を打ち付け始めた。

劉思涵の愛液はいつもよりも豊富で、内部はぐっしょり濡れていた。王博の動きは一回一回とスムーズになり、もともと極限に達していた快感が、これほどの潤滑によってさらに高まり、王博は天にも昇る快感に襲われていた。

彼は低く唸りながら、渾身の力で劉思涵に向かって突き...