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838話

彼は台所から微かな生臭い匂いを感じ取ったが、シンクの中の魚が彼が入った時にピチピチと跳ねていたことと、あの濃厚な油煙の匂いで、特に疑問を抱くことはなかった。

キッチンでは、陳欣然が耐え難そうな表情でコンロの前に立っていた。彼女は全体的にはその場から動いていないものの、すらりとした美脚が不自然に上下に動いていた。

秘所に異物が入り込み、陳欣然は精神的にも肉体的にも強く拒絶感を覚えていたが、それでも表面上は何事もないかのような素振りを見せ、夫に少しでも異変を察知されないようにしなければならなかった。

今、孫偉がすぐ側に立っているため、体内の異物を排出する機会が全くなく、ただ真っ直ぐな美脚をき...