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836話

「んっ…」陳欣然は不意の侵入に背筋を反らし、白鳥のように滑らかな首を持ち上げ、口から抑えた声を漏らした。

王博と知り合う前は、陳欣然は孫偉との生活が特別悪いとは思っていなかった。そういった方面についてもさほど考えを巡らせることもなく、ただ王博の大きさと熱さを経験した後では、孫偉との行為が物足りなく感じるようになっていた。

タイから帰国してからの数回の愛の営みの中で、陳欣然は思わず王博の長いものを思い出し、比べてしまうと心の中で少し残念に思っていた。

今、自分の通路で再び王博の形を感じ、陳欣然の心はようやく満たされた。その大きさと背徳的な快楽が織り合わさり、背後の王博がまだ一、二分ほど動い...