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825話

彼にはもう一つの道しか残されていなかった。心を決め、強引に羅馨の秘所へと進み始めた。

「優しく…」羅馨の声から眠気が薄れていくのを感じ、王博はさらに焦りを覚えた。こんなことをすれば羅馨がいずれ目覚めることは分かっていたが、できるだけその瞬間を先延ばしにしたかった。彼女と向き合う時間を少しでも遅らせたかったのだ。

事ここに至っては、王博はもうぐずぐずしていられなかった。力を込めて押し進め始めた。幸い数分の間に、羅馨の秘所は次第に潤いを増し、先ほどのような渋さはなくなっていた。

ついに、一連の動きの後、王博は自分のものが柔らかな壁に触れるのを感じた。羅馨の締め付けは強く、息が詰まるほどだった...