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790話

孫偉の提案を思い出し、王博は気が遠くなる感覚と同時に、股間が急速に膨らみ始め、衣服に抑えつけられた下半身が痛みを覚えるほどだった。

孫偉がどんな心理でそれを言ったのかは気にならなかった。ただ自分が羅馨を思うままに楽しめると考えるだけで、胸が高鳴って仕方なかった。特に、これが孫偉という元カレの立場から提案されたことが余計に刺激的だった。たまらない!

王博は自分を締め付けて痛みを与えていた下着を脱ぎ捨て、柔らかいベッドに倒れ込んだ。少し充血した目で天井を見つめる。枷から解き放たれた巨龍は天に向かって怒りの咆哮を上げ、その雄々しさと凶暴さは人を圧倒するほどだった。

一人きりになった王博の頭の中で...