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781話

「でも趙茹は王博に自分から上に乗るように促すことができず、喉元から我慢できない声を漏らすことしかできなかった。趙茹は王博がわざと自分をじらしているように感じていた。前回までは急いで強引だったのに、今回はこうしてもたもたと、耐えられないほど焦らすのだ。王博は雪のように白く豊かな胸を十分に愛でた後、

ようやく顔を上げて趙茹を見た。彼女の顔は桃のように紅潮し、潤んだ瞳で、人を誘う魅惑的な表情をしていた。

「欲しいの?」趙茹のその姿を見て、王博は思わず彼女をからかいたくなった。

しかし趙茹は白い目を向けただけで、何も言わなかった。以前の白眼とは違い、今の彼女は全身がピンク色のオーラを放っていたの...