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616話

「恥ずかしがり屋の恥ずかしがり屋だけど、あと何回か王博とやったら、自分の下着じゃ足りなくなるわ」そう思いながら、夜遅くに新しい下着を選びに来たのだった。

本当は自分でももう歩けないかと思っていた。特に午前中、蘇区長のオフィスで王博に最後の激しさで攻められた時のこと、あんな荒々しい扱いに自分の華奢な体がどうして耐えられたのか、思い出すのも恐ろしかった。

不思議なことに、体は少しも悪くならず、むしろ活力に満ち溢れ、肌はみずみずしく、白く、ほんのり赤みを帯びて、鏡を見る自分さえも自分の色気に耐えられないほどだった。

羅韻と王博はまるで恋人同士のように手を繋いで親密に歩いていた。王博はスーパーに...