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573話

湯気の影響がなくなった今、灯りの下で彼女はなんと艶やかなことか。女性は水でできていると言うが、湯上がりの未だ乾ききらぬ女性は、穢れを知らぬ純粋な水そのものだ。二人は抱き合い、全身の柔らかく鮮やかな肌の一寸一寸で、互いを優しく摩り合わせ、刺激し合った。

耳元で遠慮なく濃厚で骨の髄まで蕩けるような甘い言葉を囁き合い、互いへの愛情と身体への渇望を表現し、挑発し合う。王博の指はすでに大胆に陳依依の最も秘めたる場所を愛撫していた。

彼の腕の中で身をくねらせる柔らかな体が、次第に熱を帯びていく。陳依依は嬉しそうに彼の手を捕まえて離し、妖艶に脚を持ち上げ、彼の下半身に軽く絡ませた。

すでに濡れそぼって...