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510話

王博の視線は横に逸れ、白冰の美しい顔を見つめた。彼女は眉が秀麗で、頬は新鮮なライチのように滑らかで、鼻は白鳥の脂のように艶やかで、唇は桜のように微かに開き、歯は真珠のように整っていた。細い黒髪が肩に流れ、豊かな胸は彼女の急ぎ足の動きに合わせて大きく揺れていた。その半球形の美しい胸の形は際立って美しく、柔らかな曲線を描き、滑らかな肌はほんのり桜色に染まっていた。そして白冰の胸は王博がこれまで見てきたどんな女性よりも大きく、まるで一面の白雪の中に咲き誇る二輪の紅梅のように堂々と存在感を放っていた。

このとき、白冰は近くの更衣ロッカーから白いブラジャーを取り出し、カップを両手で持ちながら胸に当てよ...