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428話

「あら、そうなの?」黄喜文は女性の胸元から唇を離し、すぐさま体に沿って下へと吻を降らせていった。両手は待ちきれないように女性のショーツを引き剥がしていく。

倪虹潔はまた銀の鈴のような心地よい笑い声を響かせた。

「うわぁ、本当にいい香りだ!」王博は脱がせ取ったシルクのショーツを鼻先に持っていき、嗅いでから女性の目の前でひらひらと振った。「リンダ、これをショーツって言うのか?こんなに軽くて、薄くて、透けてるなんて。こんなの履くくらいなら履かない方がマシだよ、何もかも見えちゃうじゃないか」

「もう、いやらしい狼ね...」倪虹潔は冗談めかして手を伸ばし「返して!早く返して!」と取り返そうとした。...