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423話

「美人、あなたの心臓はそんなに激しく鼓動しているの?」

「は…はい…はい…私…息が…苦しいくらい…」倪虹潔は息も絶え絶えに答えた。

「ほう、本当にそうなのかな?」王博は大胆にも手を伸ばし、女性の胸に直接触れた。

「あっ——」倪虹潔は小さく声を漏らした「王博、や…やめて…」

「君の鼓動を感じているんだよ!」

「私の鼓動?!」倪虹潔は焦りながら言った「でも私の心臓は…私の…左の胸の下にあるわ…左右の…豊かな胸の上じゃ…ないわ!」

「そうだ!そうだ!でも君の鼓動は、愛しい人よ…左右の豊満な胸をどちらも震わせているんだ…これは事実だよ!間違いない!」王博の両手は絶え間なく揉みしだいた。

「あぁ…んっ…...