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382話

郭松は数人の七つ八つの話を聞いて、急いで言った。「ダメだダメだ、お前の嫂が出て行ったばかりなのに、そんなことできるわけないだろ」

「郭兄さん、今日は兄弟たちに思いっきり楽しませるって言ったじゃないか?そんなケチなこと言うなよ!」

郭松は他のことは気にしなかったが、ケチだと言われると途端に火がついた。

「俺がケチ?俺様はもう貧乏人じゃねえんだぞ!金ならいくらでもある、お前ら女を選んで来い、俺が払ってやる!」

みんなの歓声が上がる中、もはや誰も李耗子がどこに行ったのか気にも留めていなかった。

ここで秦欣と小李の方に話を戻そう。

秦欣が個室を出たその直後、小李が後ろから追いかけて来て、いきな...