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321話

酒が三巡を過ぎ、三人とも少し酔いが回っていた。王博は小柄な母親を見つめながら、裸の姿を思い浮かべ、下半身にはテントが張り、震える手を伸ばして母親の方へと手を伸ばした。

手が母の太ももに触れた瞬間、相手の体がびくりと震えた。陳萍はそれ以上その場にいられないかのように、「小博!小妍、私は先に部屋に戻るわ。あなたたち兄妹でゆっくり話してね」と言った。

母が去ったばかりのところに、少し酔いの回った王妍が弟の隣に座り、体を弟の胸に丸め込むようにして寄り添い、手は自然と彼の両脚の間へと滑らせた。

すでに硬さを増していたそれは、姉の愛撫によってすぐさま巨大なテントを張り上げた。

「姉さん」王博は呼び...