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297話

林暮雪は王博が彼女のスカートを引き下ろした瞬間に目を閉じていた。彼女は次に起こることを見る勇気がなく、心の中には欲望が渦巻いていた。彼女は知っていた、間もなく自分が28年間守ってきた処女の身が、目の前のいとこに奪われることを。

王博の鼻先が自分の秘所に触れるのを感じ、林暮雪は身をくねらせた。熱い吐息が敏感な部分に当たり、彼女は苦しくて死にたいほどだった。初めて味わうこの感覚に、彼女の体は止めどなく揺れ動き、手はソファーの掴めるものすべてを必死に握りしめた。

口からは無意識に声が漏れる。「王博...いとこ...義姉...苦し...中が...苦しい...あぁ!」

王博は林暮雪の両脚の間にある...