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274話

しかし抱きしめていた女性の顔を見た瞬間、王博の下半身のムクムクとした反応はすぐにしぼんでしまった。なんと林暮雪ではないか!

「義姉さん!」心の中で驚きながらも、彼は手を離すつもりはなかった。「どうしてここに?」

「んっ!離してよ!痛いわ!」林暮雪も先ほどまで心臓がバクバクしていた。王博がこんなに大胆だとは思わなかった。王博に抱かれることは密かに望んでいたものの、身分的には彼女は王博の義理の兄嫁なのだ。

少し怒ったような表情を見て、王博は手を離したが、離れる際に林暮雪の胸と背中をしっかりと撫で回した。弾力のある感触に王博の心臓は早鐘を打ち、今すぐ義姉を裸にしてベッドに投げ込みたい衝動に駆ら...