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254話

酔いが一瞬で醒めた。王博が退いて尋ねようとした瞬間、脇のハンガーにあるメイド服が目に入った。まさか。中で入浴しているのは小鈴だろうか?

彼の脳裏には美しいメイド少女の顔が浮かび、股間のものが硬く勃ち上がり、下着を大きく持ち上げてテントのように膨らませ、浴室に向かって突き出していた。

心臓の鼓動が早まる。彼は心の中で密かに考えた。爺さんが小鈴に自分の世話をさせ、そして急いで子孫を求めているのは…まさか。

彼は今この場で中に入っても何の問題もないと感じたが、もし中にいるのが小鈴ではなく他の誰かだったらどうしよう?

自分の家で何を恐れることがある!

王博は歯を食いしばり、酔いに任せてゆっく...