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216話

「息を吐くたびに漂う甘い香り」に王博の耳元が熱くなり、思わず身震いして腰を少し持ち上げた。

「あんっ!優しく...して。イク...わ。お姉さん、私みたいな...淫らな女...どこにも...いないでしょ!」

その聞くに堪えない言葉に、柳依児は口の中で罵った。「この淫らな狐め、私の王博を誘惑しないで!」

「ふん、あんたが言える?先生が生徒を誘惑してるくせに!」

「あなた...」柳依児は怒りで言葉を失った。

「先生、怒らないで。今すぐ仕返ししてやります!」そう言うと、王博は体を翻して程甜を下に押さえつけ、硬くなったものを根元まで引き抜くと、再び一気に突き入れた。たった一度の動きで、程甜は快...