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187話

「王博の現在の位置は後部座席の真ん中だった。程甜が手で彼を助けようとすれば、間違いなく柳依児に見られてしまう。そこで彼はさっさとカバンを取り、前の座席の間に置いた。これで後部座席は独立した空間となった。

その様子を見て、程甜は少し安心し、大胆さも増した。ショートパンツ越しに王博の下半身を優しく揉みはじめる。彼女の器用な小さな手はまるでピアノを弾くかのように硬くなったものの上を軽く撫でまわし、王博のそこはすぐに最大まで膨らんだ。絶頂の波が硬いところから全身へと押し寄せ、彼は荒い息を吐きながら黙って快感に浸った。

体内の欲望が次第に積み重なり、やがて王博は現状に満足できなくなった。手を伸ばして...