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31話

彼はしばらく席を外し、戻ってきたときには、長い鞭が風を切る音とともに、容赦なく部下の身体に打ち下ろされた。

部下はズボンを脱がされており、ボスの鞭は他の場所ではなく、ただ一点を狙っていた。

彼は部下の腰を足で押さえつけ、一振りごとに部下の臀部に鞭を落とした。その場所は肉眼でも分かるほどの速さで赤く腫れ上がっていった。

すぐに部下の尻は一団となって腫れ上がり、彼は掠れた声で叫びながら、思わず身体を丸めようとした。

この痛みの感覚は見覚えがあった。

最初は電気が走ったような鋭い痛み、そして火傷のような熱さが広がり、ヒリヒリと焼けるような感覚。

臀部の痛みが、下腹部に電流のような快感を走らせ、欲望を...