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474話

「この老いぼれ盗賊め、まさに名に恥じぬ悪党だな。そんな毒々しい物を持ち、そのような卑劣な行いをする。お前を始末するのは大いなる功徳というものだ!」姜帆が言った。

「小僧、光栄に思うがいい。このわしの最強の宝を引き出させるとはな。この万毒幡を練成するために、どれほどの労力を費やしたか知っているか?幾つもの戦場を巡り、どれほどの修士を殺めたことか。万毒幡と名乗ってはいるが、実は全ての毒が一つに融合している。殺めた修士が多いほど、この毒はより強力になるのだ!」万劫老祖は得意げに語った。

姜帆は万劫老祖の言葉の意味するところを理解し、この悪魔を必ず始末するという決意をさらに固めた。

万劫老祖が万...