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331話

出塵子の言葉に姜帆は全く気が進まなかった。薬皇古月は死んでからどれほどの年月が経っているのか分からないのだ。たとえ彼が薬方や調合法を知っていたとしても、何の役に立つというのだろう?

徐福の方がまだ可能性があるとさえ言える。少なくとも彼は不老薬を服用したのだから、今でも生きているかもしれない。

徐福のことを考えていると、姜帆は突然、占い師の王道一という太った男が言っていたことを思い出した。現代に「徐福手札」という本が存在し、その中に薬の調合法が記されているというのだ。

やはり王のデブは賢いな。自分の武術が大したことないと分かっているから、卦珠を狙うようなことはせず、専門的な技術が必要な仕事...