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79話

道中、二人はほとんど会話をせず、気まずい雰囲気が漂っていた。

杨梅が彼を山への入口まで送り届け、この先は凸凹の山道になるところで車を停めた。美しい瞳には名残惜しさが宿り、安大壮をじっと見つめながら、「大壮、着いたわ。ここからは安家寨まで自分で歩いて戻るのよ。後ろに叔母さんが買っておいた食べ物と飲み物、それから新しい服があるわ。叔母さんからのプレゼントよ。もう行っていいわよ」と告げた。

ほとんど会話はなかったものの、安大壮はこの道中ずっと、隣に座る美しく優雅な県長の妻を観察していた。彼女は一見しただけでは肌が雪のように白く、とても良い肌をしている女性という印象だけだった。水を絞り出せる...