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721話

「大壮兄さん、林霞さんを気絶させちゃったの?安晴もびっくりしてるよ」

安大壮は最後の一滴まで中に注ぎ切ると、屈託のない満足げな笑みを浮かべた。「ふふ、大丈夫だよ。彼女はあまりの快感で気を失っただけさ。お前だって前にそうだっただろ?小雨だって何度も俺に気絶させられたことがあるんだぞ。俺の女にとっては、これは普通のことだから、大げさに驚くことじゃないよ」

「大壮兄さん、さっき林霞さんにも種付けしたの?彼女ずっとそれを望んでたけど、本当にあなたの子供を産みたいと思ってるの?」

「小雨、林霞はきっとそのつもりよ。前から姉さんの前で不満を漏らしてたの。彼女の夫・孟陽がダメで、なかなか妊娠できないっ...