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719話

「しょうがない、一人抱き上げてベッドに連れていくか。へへ、ダイソウ兄さんに会いたくて仕方なかったんだ。晴でも雨でも、まずは一発やってからにしよう。そこのベイビーも戦闘準備しといてよ」安大壮は悪戯っぽく笑いながら言った。

「お兄さん、ちょっと待って、私は晴よ。やめて、怖いわ。医者に流産しやすいって言われたの。やっと妊娠できたんだから、絶対に何も起こしちゃダメ。雨とするべきよ!それに、あまり激しくしないで。前みたいに命がけでしないで。もし思いっきりしたいなら、美女を呼んであげるから、そっちで思う存分楽しんで」抱かれた安晴は懇願した。偶然にも安晴を抱いてしまった安大壮は、彼女の言葉を聞いて少し落胆...