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530話

「秀ちゃん、私も大壮に心底惚れ込んでる女よ。あなたも同じでしょう?私たち二人とも」モニカが艶かしく笑いながら言った。

安大壮は両腕にそれぞれ女を抱え、とても屈託なく中へと歩きながら考えていた。「安大壮に抱かれた女が、どうして他の男に触れられるだろうか?安大壮のチ○コは割り箸じゃねえぞ?お前らを手なずけられなきゃ、安大壮が安家寨の女たちの間でどうやって生きていけるってんだ?」

秀ちゃんとモニカは空港に慣れていたが、安大壮だけは初めて大観園に足を踏み入れた劉ばあさんのように、どこを見ても奇妙で新鮮に感じていた。特にセキュリティチェックのとき、綺麗な女性職員に体中を触られるのが面白くてたまらなか...