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491話

「このバカ!もう知らないからね!」そう言って、ドアを開けると、ちょうどそこにレイカが立っていた。きっとノックしようとしていたのだろう。

翠雲は少し驚き、レイカはもっと驚いて、安大壮も中に立っているのを見ると、反射的に彼の下半身に目をやり、愕然とした。安大壮は自分のものが大きく膨らんでいるのを彼女に見られたことを悟った。

「レイカ姉さん、すみません。僕、毎朝こんな状態なんです。さっきは妹も驚かせちゃって、ほんと恥ずかしいです」

翠雲は小さな唇を尖らせて彼を睨みつけ、レイカの腕を取って立ち去ろうとした。「レイカ姉さん、行きましょう!お兄ちゃんにはもう少し寝かせてあげましょう」

レイカには、...