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420話

安雨も賛成の意を表し、省都でも会社を設立しやすいだろうと言った。そうすれば三人は一生離れずに済むはずだ。

「じゃあ、嫁さんはどうするんだ?」安大壮は苦笑いを浮かべた。

「もちろん一緒に来てもらうわよ」安晴はすぐに言った。「蘭子姉さんは実はすごく優秀なの。あなたの助手になれるだけじゃなく、看護や助産だって彼女はもともと専門家でしょ!それに、あなたの代わりに診療所の管理もできるわ。そうすれば私たち四人一緒にいられるし、あなたも後顧の憂いがなくなる。それに、安朗ももうすぐ大学院を卒業するでしょ?彼もきっと省都に残るはず。それから両親も省都に呼べば、家族全員が揃うじゃない。素敵でしょ!」

ちょう...