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412話

二人はまた台所で三百回戦い抜き、楊梅を何度もイかせて死にそうにさせた。高潮が波のように押し寄せ、彼女はただただ快感に身を委ねるしかなかった。本来なら三十分で済むはずの食事の支度が、二人がかりで一時間もかかってしまった。食事の時さえも安大壮は彼女を放さず、膝の上に抱き上げたまま、食べながら彼女を愛した。この斬新な愛し方に楊梅は幸せと刺激を感じずにはいられなかった。

もし自分が十歳若かったら、何が何でも彼と結婚したいと言った楊梅。だから、別れの二分前まで二人の体は離れることがなかった。最後は、楊梅は涙を流しながら彼を見送ることになった。別れがたく、彼の情熱に夢中になっていた。

しかし楊梅は分か...