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377話

言いながら、安大壮は了尘師太をいきなり抱き上げると、そのまま小さな洞窟の中へ入っていった。了尘師太は驚きのあまり何も出来ず、強靭な男に抱かれた彼女には抵抗する術もなかった。

彼女たちが修行している小さな洞窟に着くと、安大壮は彼女を先ほど静心と戦った場所に投げ出した。了尘師太が這い上がって逃げようとするが、安大壮に押さえつけられ、彼は彼女の上に覆いかぶさり、悪戯っぽく笑いながら彼女を押さえ込んだ。

彼女の魅惑的な唇を見つめ、安大壮は唾を飲み込んだ。この風韻のある美しい中年の尼僧は唇が赤く歯は白く、とても魅力的だった。彼女は緊張して口を閉じ、安大壮のキスを拒もうとしたが、安大壮は彼女の柳のよう...