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2820話

「弟妹、そんなに試したいのか?安勇に俺がお前を抱いたって知られたら、お前のこと要らなくなるんじゃないか?」安大壮はそう言いながら、すでに場所を探し回っていた。かなりの酒を飲んでいて、アルコールの刺激で理性が少し曇っていた。

「ふん!私は彼一人の女じゃないわ。もちろん、結婚したら他の男に抱かれないように自制するけど、義兄さんは別よ。私、義兄さんのこと尊敬してるもの。抱く勇気あるなら、私だって抱かれる勇気あるわ。今日の安勇は酔いつぶれてるから、絶対私を抱けないわ。義兄さんのを試してみたいの、どう?どうせみんな酒飲んでるし、私たち二人に気づく人なんていないわ。宴会場は四ヶ所もあるんだから、ここで見...