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2817話

「もちろん、異議のある方は他の候補者を推薦してもいいし、推薦された人も自分の決意を表明できる。公平な競争をしよう。安大彪の私が誰かを指名したらその人が村長になるというわけじゃない。今は民主選挙だ。独裁じゃないぞ！」

安大壮は安勇のすぐ隣にいた。彼は今は何も言えない立場だったが、安勇は若者だったので、先ほど異議が出たことにすでに不満を感じていた。すぐに父親の前に歩み出した。「父さん、ひと言言わせてください！」

安大彪は息子に話したいことがあるのを見て、うなずいたが、「態度に気をつけろよ。やりすぎるなよ。他人を尊重しないとな」と注意した。安勇は自分が何をしているか分かっていると言い、思い切って...