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2655話

「兄貴、もう過ぎたことだ。もう言わないでくれ。兄弟から兄貴への贈り物だと思ってくれよ！それに、これは完全に兄貴のせいじゃない。モナ姉さんだと勘違いしただけで、弟の女を意図的に侮辱したわけじゃないんだから。だから俺はもうこのことは考えていない。兄貴、今回はずいぶん長く出かけてたな。外はどんな状況だ？政府軍は兄貴がうまく対処したのか？あいつらももう動きがないみたいだが」

「ああ！今回帰ってきたのは、お前とそのことについて相談するためだ。本当に反乱が起きたと思っていたが、どうやらデマだったようだな」

「デマじゃない。あと少しで反乱が起きるところだったが、俺が間に合って制御できた。いくつかの小派閥...