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2653話

「兄弟、先に出てくれないか?実は、さっきから出ようとしてるんだが、どうも出られなくなってしまってな」安大壮は苦笑いを浮かべた。

「え?どういうことだ?そんなことあるのか?」木彪は驚いて尋ねると、状況を確認しようと近づいた。彼の認識では、こんなことはあり得ないはずだった。木彪は安大壮が自分の妻とまだ満足するまで交わっていないから、彼を外に出して続けたいのだろうと思い、疑いの気持ちと共に不快感を抱いた。

安大壮は彼が信じていないのを見て、思い切って見せることにした。どうせ兄弟なのだし、すでにこうなってしまった以上、隠し立てする意味もない。木彪が老大の誇り高き英雄の一部がまだ外に露出し、残りが妻...