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2591話

「それもいい。奴らを一人ずつ片付けていけば、安大壮に警戒されて外の連中に知られる心配もない」

彼が維西莫の部屋に身を隠したその瞬間、ドアが蹴り開けられた。目の前に現れたのは、顔を布で覆った大柄な男だった。男は暴れて罵声を上げる維西莫を抱えて部屋に入ってきた。維西莫の身には薄手の寝間着だけで、パジャマのズボンはすでに男に脱がされ、雪のように白い美しい脚が露わになっていた。その姿は誘惑的で、安大壮は一目見て硬くなった。やはり自分の女だ!維西莫が魅力的な女だということは知っていた。抱けば最高の快感を味わえる女だ。

安大壮はこの絶好の機会を逃すまいと思った。男が全く警戒していないこの瞬間を狙い、安...