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25話

言いながら、楊美玲は桂枝の肩を軽くたたき、彼女を抱きしめた。

安大壮は楊美玲がこの理屈を堂々と、顔色一つ変えずに語るのを見て、心から感服してしまった。この女性はすごすぎる。人の夫を奪っておきながら、こんなにも正々堂々と、まるで天下を取ったかのように話せるなんて!

桂枝はどれほど気分が悪くても、どれほど悔しくても、もうどうすることもできなかった。

楊美玲に抱きしめられながら、彼女は得失を天秤にかけた。自分はすでにこのロバの糞ころみたいな安大壮のことを好きになってしまった。楊美玲の言う通り、このロバの糞ころは女を引きつけるのが上手すぎる。あの逞しい体と特大サイズのアレを見て、どんな女が好きに...