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2465話

ミニーは悲鳴を上げた後、一瞬攻撃を止めたが、二人は熱いキスを続けた。そして安大壮が猛烈な攻撃を開始する様子が見えた。彼の霸王英雄は敵陣を荒らし回り、その姿にアキノは血沸き肉躍る思いだった。

これが初めて安大壮の戦いぶりをこれほど間近で鑑賞する機会だった。彼の全身からは英雄の気概と男の匂いが溢れ出ていた。だからこそ自分の義母たちが彼に夢中になるのも無理はない。特に九番目の母シンプソンは明らかに安大壮に恋をしていた。そのことにアキノは胸を痛めていたが、どうすることもできなかった。

彼は思った。もし安大壮が現れなければ、いずれシンプソン母さんを自分のものにできただろうと。九番目の母にも自分に対し...