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2276話

「ふふ、大壮、俺には提供できないよ。上校に頼むといい！」ジオド将軍はにやりと笑った。二人は意図的に茶番を演じていた。ジオド将軍はアルトの窮地を楽しみ、この問題をどう処理するか見たかったのだ。

「将軍閣下、あなたの妹のオリーさんは大壮の女じゃないですか？彼女に数日間我々の兵舎に来てもらえませんか？」

「彼女は妊娠七ヶ月だぞ、どうやって大壮の相手ができる？とはいえ、確かに彼はタラ市に戻ってオリーに会うべきだな」

「はい、実は私もオリーに会いたくて。タラ市に戻ってオリーに会いに行くのはどうでしょう？」

「いいだろう。オリーはお前に会いたがっている。もし上校がお前と連絡を取りたければ、私に連絡...