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2229話

したがって、安大壮の言葉は彼に強い危機感を与え、さらには安大壮に対して殺意さえ抱くようになった。

安大壮は彼の目つきと表情からその不協和音を感じ取り、笑いながら話題を変えた。「兄貴、誤解しないでくれ。俺は政府や軍と対立するつもりなんて一度もなかったんだ。この連中を従わせたのは、ただ彼らが民衆を苦しめる烏合の衆になるのを防ぎたかっただけさ」

「だが、お前がこの連中をこれほど強く訓練すれば、それこそ我々政府にとって頭痛の種になるではないか。政府としては、彼らがバラバラで、ただの烏合の衆であることを望んでいるんだ。わかるか、私の言いたいことが」ジオド将軍は問い返した。

「もちろんわかってる。で...