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2094話

「大姉さん、よく考えたの？本当に俺と一緒に行くつもりなのか？」ナイウィンは実際のところ、アメイを完全に信用していなかった。彼女が時間稼ぎをしているだけではないかと疑い、本当に彼と一緒にここを離れる気があるのか信じきれなかった。しかし、彼女の表情は本当に彼と行くつもりのように見え、矛盾点を見つけることができなかった。

「ナイウィン、こんな時になっても大姉さんを信じないの？あなたが本気で私のことを思ってくれるなら、私だってこんな辺境の地に一生いたくないわ。ここに何があるっていうの？いつ政府軍に殲滅されるかもしれないし、アバネフの部隊に飲み込まれる可能性だってある。だから…」

「わかったよ、大姉...