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1948話

「結局のところ、彼らはかつて旧知の仲で、信頼関係があったからな」

一時間ほど待った頃、突然外から銃を持った十数人の兵士が押し入ってきた。先頭に立っていたのはモータイだった。彼は入るなり部下に安ダージュアンを縛るよう命じた。サニーは完全に呆然とし、モータイになぜ安ダージュアンを縛るのかと問い詰めた。

「サニー姉さん、我らがアバニエフ様がおっしゃっていた。こいつはきっとモーセフの送り込んだスパイだ。工作員なんだ。お前は利用されていたんだ。だが女だからという理由で、我らが主はお前をここに留めておくことを許された。だがこいつは処刑しなければならない」

サニーはモータイが安ダージュアンを処刑しよう...