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1854話

「ヴィニャは、安大壮がまた自分を抱こうとしているのかと思って、怖くて死にそうになった。彼女も十分満足していたからだ。少なくとも今は欲求がない。さっきまで洗面所で30分も絶頂を味わい続けたのだから、もう欲求なんてないはずだ。それでも安大壮にキスされるのは幸せだった。

安大壮はヴィニャと少しイチャイチャした後、廊下に誰もいないのを見計らって、急いで階下へ向かった。階段口に着いたところで、アリスの部屋から妖しい声が聞こえてきた。安大壮は少し好奇心を抱き、こっそりと近づいてみた。

ドアの前まで来ると、部屋の中からアリスの甘い吐息が聞こえてきた。聞けば分かる、あの小娘が抱かれているのだ!

安大壮が...